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豊彩だより
きもののこと、詳しくご説明します
記事一覧


vol.35 扇子について
扇子の歴史、用途について 扇子の歴史 扇という漢字は本来軽い扉のことを意味し、そこから転じてうちわのことを言うようになりました。うちわは紀元前の中国で用いられたという記録があります。また古代エジプトの壁画にも、王の脇に巨大な羽根うちわを揚げた従者の図があり、日本では利田遺跡...


vol.34 白生地とは
白生地ができるまで 白生地とは 白生地と一口で言っても素材も多々あり今回取り上げる絹織物以外にも綿や麻、特殊繊維に至るまで多数あります、まずは着物素材の中でもっとも愛用され続けられる“絹の白生地”がどのように出来るのかを取り上げました。 絹製品の元となる繭とは 蚕(かいこ)...


vol.33 着物ができるまで
きものが出来るまで 西陣の帯 手機(てばた)から力織機(りきしょっき)へ 西陣の由来 京都で織物の歴史は古く、平安京が築かれるよりも前の5世紀頃のこと。宮廷の織物を管理していた「織部司」と呼ばれる役所が置かれ、綾・錦など高級な織物作りを奨励した事にともない、発展したといわれ...


vol.32 節目のお祝い
大人のしきたり・節目のお祝い 長寿のお祝いについて 長寿を祝う風習は、もともと中国の礼式から伝わったものです。 奈良時代、聖武天皇が初老の賀(数え年40歳)を祝われたのが始まりと伝えられています。 現在、長寿の祝いと言えば還暦からが一般的かと思いますので順にご説明いたします...


vol.31 足袋について
日本の伝統的な履物「足袋」について 皮足袋 足袋は本来皮をなめして作られたもので、江戸時代初期までは、布製のものはありませんでした。皮足袋は耐久性に優れ、つま先を防護し、なおかつ柔軟で動きやすいために合戦や狩りなどの際に武士を中心として用いられましたが、戦乱が収まるにつれて...
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