vol.43 和装マナーその2

和装時マナー(訪問先の玄関先編)

 

 

人とのお付き合いが深くなればなるほど、知人宅を訪問したり人を招いたりする事が多くなってきます。お招きする側、招かれる側、いづれもお互いの気持ちを考えて日本らしいおもてなしを心がけましょう。特に、和装時はいつも以上に、身だしなみやしぐさに気をつけ和装ならではの行動が大切です。 

 

1、身だしなみチェック 
玄関のドアを開ける前に、髪や着物の乱れ、履物の汚れなど身だしなみをチェックします。汗をかきやすい夏場や遠方から伺ったときは、気をつけましょう。

 

2、玄関の上がり方   
コートやショール、手袋などは、チャイムを押す前に脱いでおきます。最近では、悪天候の時などは、玄関に入ってからでも良いとされておりますが、正式なご挨拶をする時や目上の方への訪問時は、コートを脱いで入りましょう。どうしても着たままで入る場合には、ひとことお断りします。また、正式な挨拶は部屋に通されてからなので、玄関では軽い挨拶に留め、相手からのご案内があってから履物を脱ぎます。

 

*履物の脱ぎ方 
①正面を向いて履物を脱いだまま、まっすぐに上がります。

 ※できるだけ、後ろ向きに上がらないように。 
②向き直って膝をつき、履物の向きを変えて脇に寄せます。
③足袋カバーをはずす場合は、玄関に上がってから隅に寄り、相手に背を向けないようにして、さりげなく行います。 

 

*道行コートの脱ぎ方
①下からスナップ、脇の紐、上のスナップの順にはずします。
②裾から20センチ程度のところの両脇を持ちます。
③右手で両脇線をつまみ、左手で両脇線をつまみ、左手で左袖を持ちます。
④袖と袖を合わせて二つ折、さらに二つに折ります。
⑤「お願いします」と声を掛けお預けする。

 

*道行コートの着方
①上前と下前の衿の角を振り分けて持ち、衿下を持って左右に開きます。
②利き手で両方の衿を持ち、腰下から上にずらしながら肩に掛けます。

 

 

訪問マナー Q&A

Q.お客様が大勢のとき、履物を間違えそうです。何か良い方法はありますか?

A.1組ずつ留める草履留めがあると安心です。

 

Q.料亭や和食のお店などで、履物を脱ぐときも自分で揃えるのでしょうか?

A.個人宅にお伺いする場合は、マナーに沿って自分で揃えますが、下足番の方がおられるような料亭や和食店では、脱いだままにしておきます。

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