もっと気になる ~着物加工編~
きものの加工を知ればもっと着物が好きになる!
Q:きもの仕立て替えって面倒?
A:絹の寿命は最低100年と言われます、親から子へ、子から孫へ受け継がれるきもの。しっかりアフターケアをすれば幾代にも渡り着用は可能!! 仕立て替えは面倒となりがちですが、その昔は各家庭で着物を 解いては縫い,縫っては解く は、ごく当たり前でした。譲り受けたきものや寸法の変更、裏地の汚れ、裾などが擦り切れた なども仕立て替えればまさに新品同様に!
まずは洗い張り (着物を解きクリーニングします)を行います。汚れやシミも出来る限り落とします。裏地の胴裏、八掛などもこの機会に状態を確認しましょう。費用は10.500円~14.000円 シミ落としなどは別途。
胴裏は新品にされると約13.000円~ 、八掛は新品にされると約12.500円~
プラン①国内仕立・・・少々高いですが、熟練の技!!
プラン②海外仕立・・・少し時間がかかります
撥水加工も承れます!急な雨にも安心お勧めは パールトーン
★すこ~しぽっちゃりの方にオススメ★
腰周り寸法より3分引いて裾をスッキリスマートに仕立てます。
[加工料金]
洗い張り・・・袷きもの ¥10.500~ 単きもの ¥9.000~ 長襦袢 ¥9.000~ 詳しくはこちら
お仕立て・・・訪問着 海外 ¥38.500~国内 ¥54.000~ 詳しくはこちら、小紋 海外 ¥35.500~ 国内 ¥54.000~(裏生地代金詳細確認下さい)、パールトーン(撥水加工) 詳しくはこちら
Q:染替えはもっと面倒?
A:特に難しくありません。きものは色が命とさえ言われます。若い頃に作ったきものはやっぱり派手!!そんな時は染替えをおススメしております。
①丸染め
その名の通りきものを解かずそのまま単色(一色)で染替えます。但し、友禅や刺繍、金彩なども全て染まってしまいますから、気をつけて作業を行います。
②染め替え
上記の金彩や刺繍、家紋などを完全に生かして染替える通常の染め替え
工程は、ときはぬい⇒糊伏せ⇒漂白⇒染替え⇒仕立て
※ときはぬい:着物を一旦、ほどき反物の状態に戻す事。 反物の状態で洗浄する場合は洗い張りと言います。糊伏せ:着物に施した友禅、刺繍、金彩、家紋が染まらない ように糊で防染する事。漂白:現在染まっている色を漂白、脱色す事。
Q:家紋の入れ替えはできますか?
A:出来ます。紋の種類も種々あり、黒留袖 紋付 色無地などに入っている 染抜き日向紋 もともと石持ちと言われる家紋の位置に染め抜かれた白い 部分へ墨により描かれる家紋。その墨を完全に落とせれば、 入れ替えはほぼ 完了! 一つ紋、三つ紋、五つ紋 それぞれに価格が違いますので そのほか縫い紋や花紋の入替えもご相談ください。
染替え・家紋入替え:丸染め ¥28.000~ 染替え・仕立(海外)¥65.000~ 家紋入替え ¥15.000~
詳しくはこちら